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欧州遠征2014 Summer その3

このカートレイン(Autozug)はSylt Shuttleと呼ばれていて、ドイツ本土のNiebüll駅とSylt島の西端のWesterland(Sylt)駅を結んでいます。
DSC_6168.jpg
前回の記事でも述べた通り、Sylt島と本土を結ぶヒンデンブルクダムは鉄道線路のみなので、陸路で島に上陸するには鉄道が唯一の交通手段となっています。ヒンデンブルクは保線用の道路はありますが、あくまで保線用で立入禁止なので、徒歩や自転車でも通ることはできません。
といいつつSylt島はそれなりに大きい島なので、車で島内に行けるように、夏場は大体毎時1往復の割合でカートレインが運転されています。さすが自動車大国ドイツといった感じです。今でこそディーゼル機関車が牽引していますが、昔はSLがカートレインを牽いていたようで、驚くばかりです。

日本にもかつてカートレインが存在しましたが、決定的な違いは、乗客が自分の車に乗ったまま走行することです。
積み込み、積み下ろしもドライバーが自分で行ないます。
DSC_6167.jpg
Westerland駅に到着すると、カマ次位の貨車からスロープを使ってどんどん降車していきます。

そして牽引機の218型。
DSC_6178.jpg

B'B'軸配置、全長16.4mの液体式ディーゼル機関車です。製造年時によって異なりますが、出力およそ2000kWのディーゼルエンジンを搭載し、最高速度は140km/hとなっています。旧番号体系でV160型と呼ばれたディーゼル機関車グループ(V160-Familie)の完成形とも言えるものです。運用は多岐にわたり、特急列車や近距離列車のほか、貨物列車まで牽引するオールマイティーな機関車です。
V160といえば、DD54の手本となった形式です。DD54は法定耐用年数未満で運用離脱し、国会でも追求されるレベルの問題作だったそうですが、こちらの218型は今もドイツ全土で運用されています。
V160ファミリーに所属する形式は非常に多く、分類が結構複雑です。Wikiにある内容から箇条書きにしてみるとこんな感じです。

BR210:BR218にブースター用ガスタービンエンジンを搭載した出力増強形
BR215:BR216の最高速度140km/h向上型、BR216からBR218への橋渡し的形式
BR216:V160ファミリー初代形式・蒸気暖房装備
BR217: 補助エンジン駆動の電暖装備
BR218:メインエンジン駆動の電暖装備
BR219:補助エンジンにガスタービン採用
BR225:BR215から後天改造で蒸気暖房を撤去した貨物用形式
BR225.8:BR218から後天改造で電気暖房を撤去した貨物用形式
BR226:BR216から後天改造されたICE救援機

各形式内にもエンジン型式や最高速度で細かい区分があるみたいですが、これ以上は僕は知りません(汗
必ずしも形式の昇順と時系列が揃っているわけではないので、かなり複雑な形式に感じますが、外人がDD51の番代区分を見たら多分同じように感じることと思います。

という訳で9/15の撮影記に戻ります。Westerland駅に着いたときはご覧の通りのドン曇りでしたが、翌日の晴れ予報を信じてロケハンがてら沿線に出ることにしました。観光地なので駅の近くにはレンタサイクル屋が多くあり、それを利用することにしました。ハスキーとカメラバッグを背負って自転車を漕ぐなんて、高校生に戻ったみたいです(笑)

Keitum~Morsum間の築堤にやってきました。
DSC_6182.jpg
重連牽引のインターシティです。

その後にはカートレインもやってきました。
DSC_6193.jpg
ケツ撃ち。
カートレインのNiebüll方には控車が一両だけ連結されています。よく見るとバイクの絵が書いてあるので、バイクをこの客車に積んでいると思われます。ヨーロッパの一昔前の客車らしい表情がいい感じです。

Westerland発、Sylt島からドイツ本土へ向かうカートレインです。
DSC_6201 - コピー
だんだん晴れてきてヤル気も出てきました。

次回に続く
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2014-10-01 : ドイツ Deutsche Eisenbahn : コメント : 0 : トラックバック : 0
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KE70HF

Author:KE70HF
東京都在住の大学生です。
EF64-1000が大好きです。
海外ではドイツの鉄道に興味があります。

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